現在ではまず作り手がいらっしゃいません。
【幻の最高峰】と呼ばれる「220亀甲」の大島紬でございます。
40cmほどの反物巾に亀甲の絣柄を200個も織り込む、究極の絣技。
卓越した技術を持つ、熟練者にしか織り上げられない逸品。
現在、織れる職人はたった一人。
まさに幻の大島紬です。
画面からも精緻な絣柄がおわかりいただけるかと存じます。
熟達した職人でしか実現できない、大島紬の中でも正真正銘、至極の逸品です。
さらにこちらは、<生地巾(外巾)約1尺9分(約41.2cm)>ございます【広巾】ですので、裄の長い男性にもお役立ていただきやすいお品であることも大きな魅力で、希少さを極めています。
当店でもなかなかご紹介の機会はございません。
ぜひ前代未聞の緻密さをご堪能ください。
【吉祥文様-亀甲文】
長寿吉兆。末永く繫栄が続きますように
「亀甲文(きっこうもん)」とは・・・
亀は万年。六角形を並べた様子を亀の甲羅に見立てた、永遠の繁栄を願う延命長寿の縁起柄。飛鳥・奈良時代に中国から伝わったとされ、古くから愛されてきた伝統のある文様です。
六角形は雪の結晶、蜂の巣など自然界でも目にすることができる安定と調和を司る図形であり、幸運を招くとされています。
六角形の中に他のモチーフを組み合わせた様々なバリエーションの亀甲文も見られます。
前田紬工芸について
-引き算の法則で 伝統的かつシンプルに-
「引き算の法則」を念頭に置いた伝統的かつシンプルなデザインが特徴で、着物をお召しになる方が美しく、コーディネートがしやすい大島紬を制作。泥大島の他、白大島や藍大島、男柄の広幅、夏大島などバリエーション豊富に作られています。
二代目となる前田豊成社長は店主・泉二の幼馴染で、泥染め・締機・織りの技術のリレーで作る本場奄美大島紬の全体を束ねるリーダー的存在。次期三代目の前田圭祐専務は、多くの伝統工芸士の間に立ってものづくりを進める役割を担い、次世代を育成する「本場奄美大島紬NEXTプロジェクト」の中心メンバーでもあります。
【インタビュー】
【作家産地】「前田紬工芸」ご紹介
「銀座もとじ」と「大島紬」について
創業者 泉二弘明は大島紬の故郷、奄美大島出身です。 銀座もとじがプロデュースする純国産絹「プラチナボーイ」を使用した『オリジナル大島紬』をはじめ、厳選した『銀座もとじセレクト大島紬』をご用意し、現代の街並みに似合うお洒落な大島紬スタイルをご提案します。
【銀座もとじの挑戦】「大島紬」
【作家産地】「大島紬」
泥染・天然染料-お取り扱い上の注意